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日系企業インタビュー
【マレーシア編②】

2023.12.27

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● 日本国内から海外進出をするまで
既存事業にこだわらない柔軟な考え方

「社員の成長お客様の満足を最大限に創造し、社会に貢献していくこと」を信条とし、 日本国内で人材事業やOA機器の販売、オフィス移転・内装事業など幅広く事業を 展開している中で、海外初進出の拠点として、人口3,000万人(進出当時)にも関わらず、東南アジアとしては先進国であり海外発赴任者にも生活しやすい面を持ち、経済差成長も 順調に推移しており、事業の競合も少ないマレーシアを選びました。

事業内容としては、マレーシア在留邦人の情報媒体且つ現地でのビジネス支援の側面も 合わせ、生活情報誌(フリーペーパー)の発行に決まりました。競合が少ないといえど、 歴史が長い他企業と比べ、初年度はマーケットを覆すために、飛び込み・テレアポ・ 現地コミュニティに積極的に参加し、ブランド認知を高める為にとにかく試行錯誤の日々を送りました。 2年後からは知名度も高まり、2017年にはマレーシア初の生活ガイドブック&ビジネス ブックを発刊する等、信条の顧客満足を念頭に、チャレンジ精神を忘れず事業推進を 行っています。
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● 進出してから軌道に乗せるまで
双方の文化のミックスで生まれる新しい企業文化

競合(月刊誌)との差別化を図る意味合いも含め、毎週での発刊を行っているものの、 印刷会社のイレギュラーや配送ミスなど、想像以上にスケジュール通りに進まないことが 多くありました。

その中でも、特に一番最初に心掛けたのがマレーシアの文化を知り、理解することです。 従業員の急な欠勤や早退なども多々ありましたが、それぞれにプロジェクトを任せ、 責任感を持たせる事を心掛けました。 一方、ここはマレーシアといえど我々が日系企業である事は常に念頭に置き、「マレーシアの習慣にならってほしい」とのローカルスタッフからの提言にも何度も対話を繰り返す事で、双方の文化の良いところをミックスさせた新たな企業文化を作ることに尽力しました。

現在は特に現地ローカルマネージャーの育成に力を入れています。 日系企業の母数以上に日本人や日系企業をターゲットにしている現地企業があるため、 ローカルマーケットの開拓および紙面の企画等はすべてローカルマネージャーをリーダーに任命し、”マレーシア人目線”を取り入れる事を重視しています。
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● いまだから話せる失敗談
マレーシアでの「日系企業」であること

設立当初は、マレーシアという文化や人柄を理解し尊重する前に、 「日系企業として、日本では当たり前だ」というスタンスの中でローカルスタッフの マネジメントにあたりました。 その結果、当たり前ではあるのですが、日本人の上司はマレーシア人を理解しようとして いない、マレーシアの文化を尊重していないという反発を受け、当時4人いたマレーシア人スタッフ全員が、同時期に退職してしまったという事が起こりました。

前項でも述べたように、お互いの文化やバックグラウンドを尊重し、理解を深め、 着地点を見出していくことを重視し、その中で「日系企業で働いている」というプライドを持ってもらえるような会社作りを目指しています。また、スタッフ間での給与情報の公開や、●●から言われた事、怒られた事などの情報共有が行われる事が多く、指示の出し方や注意の仕方、面談内容などは特に気を使う必要があります。
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取材にご協力いただいた メガグローバルメディアマレーシア様

ありがとうございました

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