日本企業の海外展開や新たな視点によるイノベーションの創出等の促進の観点から、高度な知識・技術を有する外国人材の活用は、日本企業の競争力強化に資すると考えられます。外国人材の採用を計画する日本企業は近年増加していますが、特に中堅・中小企業においては、外国人材と働く経験やネットワークの不足等により、その活用が進んでいないのが現状です。
本事業では、日本企業(中堅・中小企業)における外国人学生等のインターン受入れを通じ、日本企業が海外展開等に取り組む体制の強化を促進してきました。
日本企業への就業意欲を持つ外国人材に対しては、インターンシップへの参加を通じ、日本に就業した際の業務のイメージを把握する機会を提供します。加えて、今年度は、インターンシップ終了後の採用に向けてのマッチングのフォロー支援やインターン受入先企業で内定となったインターン生への日本語教育の提供を行う等、実際の採用・定着にも貢献します。
インターンシップ方法
本年度は以下の全2コースから選べるインターンシップを実施します。
来日対面コース / 海外在住人材の対面参加型(来日)
海外より来日し、通勤圏内の宿泊施設より毎日出向いて業務を行います。日本就職を経験できると共に、日本の文化、生活スタイルを学ぶことができます。
オンラインコース / 海外在住人材のオンライン参加型
インターンの自宅等で就業体験を行います。現地にいるからこそできる調査等も可能なため、海外への進出等を検討する企業に向いています。海外から参加が可能で、入国の手続きなどを省き手軽にインターンシップを行えます。
事業の枠組み
当事業における「インターンシップ」、「企業」、「インターン」の定義はこちらから確認ください。