海外ビジネス展開

中国版メディアサービスのリリースにあたり、外国人材の力を活かしたい

Q.インターンシップを受け入れようと思ったきっかけを教えてください。

当社の美容系メディアサービス「Beauty Park」の中国語版サイトリリースと効果的な運用のために、今後は日本語・中国語どちらにも対応できる社員が必要だと考えていました。台湾出身の社員は既に雇用しておりますが、同じ中国語でも台湾と中国ではWEBやSNSの利用方法が異なるので、中国語版メディアでの集客、PR、ユーザーとの関係構築を行うさまざまな施策を実施するにあたっては現地の声を取り入れることが重要だと実感していました。そのため、中国出身者の採用をさらに増やしていく計画を立て、情報収集していたところ、今回のプログラムの存在を知り、応募しました。

マーケティングからイベント企画・運営まで、中国向けのプロモーションを積極的に推進

Q.どんなインターンシップを行いましたか？

美容系メディアサービス「Beauty Park」の中国語版サイトリリースに向けて、まずはサイト内のページ全体の中国語翻訳をはじめ、中国人女性を対象とした美容に関するマーケティング調査、中国語でのコンテンツ作成などを行ってもらいました。当初、インターンがマーケティングの知識や経験がないことや言語の壁を懸念していたため、まずは「自分だったらどのようなサービスを受けたいか」という軸で自由な発想を促し、日本語の間違いなどは気にせずたくさんのアイデアを出してもらうようお願いしました。その結果、多くの提案をもらうことができ、彼女たちの意見を積極的に活用することができて良かったです。また、インターンのネットワークを活かして、日本在住の中国の友人・知人を当社に招待してイベントを開催することもできました。リアルな場でもターゲットに直接アプローチができ、当社のコンテンツをおおいに盛り上げてもらいました。

ターゲットと同年代であるインターンのリアルな声をサイトに反映。サービスリリースに大きく貢献

Q.受入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか？

中国向けのサービスは、台湾出身の社員が担当しておりましたが、中国のインターネット、SNS事情は特殊なため、同じ中国語でもわからないことがありました。しかし、現地出身のインターンだからこそわかる生の情報が入手できたことで疑問が解消され、サービス開発を大きく前進させることができました。また、想定しているターゲットと同年代であるインターンの意見は貴重で、積極的にサイトに関する意見をもらい、反映することができました。例えば、中国で有名なアプリ「WeChat」の使い方や「Weibo」の投稿に適した時間帯やネタ、運用方法に関する企画書を作成し、発表してもらった内容を、実際に中国向けのSNS運用のためのレギュレーションにも組み込んで運用しました。インターンの活躍は目覚ましく、プログラム終了後も当社に来てもらい、継続的に事業に関わってもらう予定です。