将来の海外進出を見越し、海外市場の理解を深めるためにインターンシップ活用

Q.インターンシップを受け入れようと思ったきっかけを教えてください。

目的は海外市場調査の推進と、海外人材受入経験を積むことでした。弊社は、副業先を探せるマッチングプラットフォームを運営しております。日本で1000社導入、50000名の方にご利用を頂いているのですが、日本のマーケットに留まらずに海外進出を検討しています。一方、社内には海外市場や動向に精通した専門家がおらず、海外市場の理解を深めるためにインターンシップを受け入れました。また、弊社は海外人材の受け入れを将来的に検討しているものの、社内に外国籍社員がいないためいきなり外国籍の方を正社員として雇用することは非常にリスクと捉えていました。そのためそのような中、学生インターンとしてテスト的に海外人材の受け入れが出来ることは非常にありがたく思いました。

今までアクセスできなかった最新の英語論文にアクセスでき、新たなサービス開発を担当

Q.どんなインターンシップを行いましたか？

大別すると、海外事業のリサーチ、英語論文の要約、海外事業企画の大きく３つです。
リサーチは、海外の視点で見た際の競合分析を主にお願いしました。著名企業や成功企業をご自身の感覚の中でお持ちでしたので、事業企画をすすめる上で非常に参考になりました。英語論文の要約は、弊社に在籍するAIエンジニアと連携して行いました。英語の論文を要約することで最新の情報にアクセスすることが出来ました。海外事業企画については、実際にサービス開発をCTOと行いました。登録人材の集客に向けた企画や実行を一緒に行うことで事業推進に貢献頂きました。

インターンの受入を通じ海外人材の受入に前向きとなり、社員のグローバル感覚が養われた

Q.受入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか？

中長期的な海外人材受け入れに対して、非常にポジティブに感じることが出来るようになりました。受け入れる前はコミュニケーション面や文化の違いに少し抵抗を感じていたのですが、今では杞憂だったと感じています。むしろ受け入れを通して社員のグローバル感覚が培われポジティブな影響を与えて頂けました。少しでも海外人材採用を検討されているのであればまずはインターンシップ受け入れから始めてみるといいと思います。