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インターンによる海外への情報発信により自社製品の魅力を発信

コマツ株式会社

企業コマツ株式会社

大阪府/建設業

インターンニダ ハイルニサ

インドネシア/ディポネゴロ大学、文化学部 日本語文化学科

受入目的

日本のインテリア資材を海外の方に認知してもらい、新たなマーケットを開拓

Q.インターンシップを受け入れようと思ったきっかけを教えてください。
当社は関西を中心にインテリア資材・スポーツ資材の卸と工事を二本柱とした専門工事業者です。本業である商材販売や受注施工だけでなく、オリジナル商品の開発や他に類をみない販売経路の確立などに取り組んでおります。しかし業界としては、原材料や輸送コストの高騰、人口減少による受注量や労働力の減少から安定した成長は難しいのが現状です。建築業の中でも当社の扱うインテリア資材やスポーツ資材などの商材や施工は、消費者の経済状況や景気に左右される要素が多く、安定した企業の成長の為には更なる新たな取り組みが必要だと考えました。そこで、海外の人の全く違った食生活や住空間などの文化や価値観から、日本の内装・インテリアを知ってもらうことで、扱う商材の将来的な可能性を一緒に確認できるかと思い今回のインターンシップ事業に参加することを決意しました。

インターンシップを受け入れようと思ったきっかけインタビューの様子

活動内容

日本のインテリア資材を体験・理解してもらいSNSによって海外への情報発信

Q.どんなインターンシップを行いましたか?
最初に当社の扱う商材や日本の商取引の基本、ビジネスマナーなどを学んでいただき、インドネシアと日本の違いをお互いに学ぶことから始めました。当社に合わせるのではなく彼女のスキルで、どのように当社へ貢献ができるかを彼女と話し合い、日本の内装・インテリアを理解してもらうことで、当社が扱う商材の国際的な可能性が確認できるか、日本の特殊な文化や国民性と共通の認識で働いてもらえるか、この二つを彼女の目標としました。主な活動として、工事現場や大手資材メーカーのショールーム見学、セミナーなどに参加していただき、様々な実物に触れることで、海外目線での日本のインテリア資材の可能性を検討してもらい報告していただきました。その後、SNSへの投稿、コンテンツ作りを行ないました。彼女がトリリンガルであることを活かし、海外目線からの日本語、英語、インドネシア語による記事などを投稿し海外への発信を行っていただきました。同時にSNSアクセス分析を行い、客観的な切り口での指摘から新鮮な発見がありました。

インターンシップの働く様子

受入成果

SNSでは過去最高の閲覧数を記録し日本の内装、インテリア資材の可能性を実感

Q.受入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか?
海外での日本の内装、インテリア資材の可能性を見出すことができました。特に、海外の方は、海外では入手も施工も難しい和紙や漆喰など日本の伝統的な内装材に大変関心があるため、日本の和紙や漆喰などを再現したインテリア資材に大変価値があると学びました。また、日本語、英語、インドネシア語を用いたSNSでは過去最高の閲覧数を記録し、様々な方に当社を周知していただけたと感じております。今回のインターンシップでは、社内でも意識の改善が得られました。当社には海外の方が出入りする機会がなかったため、海外人材の受入れに対して様々な課題が浮き彫りとなりました。海外文化への理解がまだ浅かったと痛感し、この経験を経て理解を深め、受入れの環境づくりを改善していきたいと考えております。本事業を通して、改めて古きよき日本の心を教えて頂いたと思っております。礼儀正しく、目標に真摯に向き合う彼女と働いた日々は、我々にとっても貴重な時間だったと感じております。今後もこのような取り組みには積極的に参加を検討したいです。

インターンシップの働く様子

インターン生の声

自国と日本の違いはお互いを尊重しあい、理解を深めることで克服できる

Q.インターンシップで得られたことを教えてください。
今回、得られた一番重要なことはお互いの違いを尊重し理解することです。生活や文化についての違い、ビジネスのあり方は、国により千差万別あることを学び、お互いを尊重し理解することでより高いパフォーマンスを互いに発揮することができると感じました。社員の皆さんが、ほぼ日本語で接してくれたお陰で日本語が大変上達しました。それにより日本語に対する理解も深まりました。業務では、日本と自国の違いを認識しインテリアや建築に対する造詣が深くなりました。生活やお祈り、食生活、住生活など大きな違いがありますが、事前に調べ、準備する事により対処していく事が可能ですが、まだまだ日本には対応している場所や食堂等が少なく私たちにはすこし不便だと感じました。今回のインターシップでは、現在の日本に対する理解をより深めることができ、より準備し、尊重することで次回はより日本に貢献でき、自分のスキルアップにつながると思います。再度、日本に来たい。という思いが強くなりました。

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