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スピード感が求められる事業立ち上げでインターン生が発揮した
リサーチ力と外国人材活用促進への貢献

株式会社ネクストビート

企業株式会社ネクストビート

東京都 / 複合サービス業

インターンアリッサ コルスン ナダ ダルマワン

インドネシア / ディポネゴロ大学 日本語学部

受入目的

スピード感が重要な事業立ち上げ時期において
海外学生の力が必要と実感

Q.インターンシップを受け入れようと思ったきっかけを教えてください。
当社は、“人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする”をmissionに複数の事業を行っています。シンガポールに拠点もあり、今後海外事業も広げていく考えです。現時点では、外国籍社員数は10名以下ですが、今後2030年に向けて外国籍社員比率を高める計画があります。
IT人材の不足は、今後より深刻化すると考えられており、外国籍のIT人材を日本国内企業が採用することを促進する、新規事業『Tech Bridge Japan』をスタートさせました。

新規事業の立ち上げにおいて、国内外での市場調査やパートナーシップ、事業の仕組みなどを実際に事業を進めながら作りあげていく必要があり、英語ができ、チャレンジ意欲のある方に担っていただきたい業務が多くありました。
そこで、インドネシアの学生、アリッサさんを受け入れました。海外の学生を受け入れることで、柔軟な思考や多様な視点を得ることができ、初期のスピード感が必要な時期に専門性を持って携わっていただけることは大きなプラスになると考えました。

インターンシップを受け入れようと思ったきっかけインタビューの様子

活動内容

リモート勤務でも各種ツールを活用し、
コミュニケーションを活発化

Q.どんなインターンシップを行いましたか?
新規事業では、日本にお住いの外国籍ITエンジニアの人材紹介事業をまずは開始しました。
求職者となる外国籍ITエンジニアとのネットワーク作りや、ご紹介先企業となるエンジニア採用をしている企業の情報調査について、主にアリッサさんにご依頼しました。
勤務体制は、海外のご自宅からリモートでの勤務で、10時~14時(弊社定時は10時~19時)で平日5日間勤務いただきました。
基本的なコミュニケーションは社内で日頃から使っているコミュニケーションツールであるSlackを用いました。
また、海外からのリモートのため、お互いの様子がわかるよう、就業時間中はWeb会議室システムMeetでチームメンバーとつないだ状態にしていました。
業務の内容については、スプレッドシートにタスクシートを用意し、関連ファイルもそこにリンクを入れることで、迷わず業務ができるようにしました。そうすることで、チームの責任者だけではなくチームメンバーもアリッサさんが何をどこまでやったのかが見えるようにしていました。

インターンシップの働く様子

受入成果

インターン生受入の成功体験により、
外国人材の積極採用に向けた動きが加速

Q.受入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか?
まず今回受け入れたインターン生であるアリッサさんは、来年度当社に正社員として入社いただくことが決まりました!チームとしてぜひ採用したい人材と考えてアリッサさんご本人と弊社人事に選考を提案し、弊社役員・代表との面接を経て内定となりました。

今回の事例により、採用チームや今回受け入れた新規事業チームにとって、外国籍の方の受け入れに対しよりポジティブな考えを持てるようになったと思います。
もともと外国籍社員を増やす、ということはインターンシップ前から会社として計画はしており、実際に活躍している外国籍社員もいるため、外国籍採用にポジティブな考えを持つ社員が多いです。
ただ、受け入れたチームを中心に、“このような優秀な人材がいらっしゃるのであれば海外に目を向けるべき”とあらためて感じられたことは大きいです。
これまで新卒では外国籍の方はほとんどいらっしゃらなかったですが、新卒でも外国籍の方と接点を増やす動きを開始しており、外国籍社員を増やす計画について前進が見込めそうです。

インターンシップの働く様子

インターン生の声

実務経験を通じて実現した自身のキャリアや
将来の目標の具体化

Q.インターンシップで得られたことを教えてください。
インターンシップを通して、日本語能力の向上だけでなく、人材業界での実務経験も得ることができました。当初はこれまで学んできた日本語で私に何ができるのかは漠然としていましたが、日本企業での就業体験が、将来のキャリアの選択肢を具体的に考えるきっかけとなりました。

実際インターンシップでは、外国人就労支援サービスにおけるリサーチ業務を担当し、そこから日本におけるIT業界での国際人材の採用状況などについて深く学ぶことができました。この経験から、企業で働くなかで様々な学びを得たり、サービス提供を通じて社会に貢献できたりするということを改めて実感しました。
また、業務はすべて日本語で行われたため、ビジネス日本語や業界関連の用語を習得する良い機会になりました。

インターン生の声

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