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ムスリムファッションに「和」を融合
インターンが発信塔となり、販路大幅拡大、
売上も倍増!

合同会社 WATASI JAPAN合同会社 WATASI JAPAN

企業企業合同会社 WATASI JAPAN

福島県/製造、卸、小売

インターンインターンリンジャニ ハナニ スユ

インドネシア/インドネシア大学 卒業/日本研究

受入目的

日本文化を取り入れたムスリムファッションを
海外に発信したい

Q.インターンシップを受け入れようと思ったきっかけを教えてください。
当社は「出産・育児を機に前線での仕事を諦めることになった優秀な女性の活躍の場を増やしたい」というコンセプトのもと、ムスリム女性が着用する「ヒジャブ」という商材に着目して会社を設立しました。最初は、「まずやってみよう」の気持ちでWEBを中心としたアプローチを行うも、なかなか成果には至りませんでした。しかし、様々なチャレンジを続けていくうちに、周囲の方から商売のヒントになるような情報をいただける機会などが増えていきました。その結果、在日ムスリムよりも、外国人観光客や海外出張の多い日本人商社マンなどの富裕層をメインターゲットにして、彼らがお土産として買いたくなるような、日本らしさを取り入れたムスリムファッションを創造していこう、という結論にたどり着きました。
現在は、和の象徴として格式ある「黒留袖」を活用したデザインを主軸に展開していますが、当社が想定しているターゲットや販売戦略が実際に顧客に受け入れられるのか、販促方法に問題はないかを確認してもらい、さらには、海外に当社の情報を発信してくれる架け橋となれる人材に出会いたいと考え、インターンの受入を決めました。

インターンシップを受け入れようと思ったきっかけインタビューの様子インターンシップを受け入れようと思ったきっかけインタビューの様子

活動内容

ムスリム女性の発想を最大限活かした商品企画や提案。
積極的な地域交流を通じてムスリムの認知向上。

Q.どんなインターンシップを行いましたか?
インターンのバックグラウンドを最大限に活かし、今後の事業展開への提案やPR活動に取り組んでもらいました。事業展開に関しては、当社主力商品の「黒留袖」や新商品として展開予定の「礼拝着」の企画デザインおよび品質評価、適正価格、展開方法などに関するアドバイス、顧客向けの商品モデルや写真撮影などを行ってもらいました。ムスリム女性の感性や発想が事業に反映でき、非常によかったです。PR活動に関しては、海外への自社商品の発信塔として、SNSを活用した情報発信や多言語化サイトの構築などに携わってもらいました。インターンは日本語が堪能だったので、日・英・インドネシア語での情報発信が可能になりました。
また、福島という地域において、少しでもムスリムへの理解や知識を広めたいという想いから、小学校での交流イベントを行いました。さらに、東北地方のインバウンド強化を目的としたセミナーにパネラーとして参加し、観光庁や県庁、観光協会、ホテルの社員の方々の前で、ムスリムに関する生の情報を話してもらうなど、幅広い分野でのPR活動を行ってもらいました。

インターンシップの働く様子

受入成果

新規販路開拓を通じて直接販売先が増加し、売上倍増!

Q.受入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか?
多言語でのSNS発信や多言語サイトを構築してもらったたことで、出身国のインドネシアだけでなく、ヨーロッパなどの方々からも高い評価をもらうことができました。また、受入前の売上はWEB注文がメインでしたが、インターンの尽力により新規の販路が開拓され、東京都内のモスクやハラールショップで直接販売ができるようになりました。その売上がWEB注文と同等にまで上昇し、会社全体の売上も倍増しました。商談の場に、当社の理念を深く理解したムスリムのインターンが同席したことにより、販路先との距離が近づき、新規の販路開拓に繋がりました。中には、事業者として初めて商品の取り扱いが可能になった販路先もありました。
また、地域交流がスムーズに進められたのは、市役所など関係機関と交渉をする際、信用度の高い経済産業省のプログラムであるということをお伝えできたことが大きかったと思います。今後もインターンには当社とインドネシアの架け橋になってくれることを期待するとともに、当社もインドネシアと日本をつなぐ立場となって事業に取り組んでいきたいです。

インターンシップの働く様子

インターン生の声

日本のビジネス現場を実体験
大学で学んだことの意味を実感

Q.インターンシップで得られたことを教えてください。
たくさんのことを学び、思い出もたくさんできました。ただ日本語を身につけるだけではなく、日本の文化やビジネスの流れ、日本人がものづくりをするときのおもてなしの気持ちがお客様目線でこだわった商品を生み出しているということを知りました。また、インドネシアと日本の文化の「同じ部分」と「違う部分」も理解できました。それに、インターンシップを通じて大学で学んだことを実際に経験できたことで、学んできたことに意味があったと実感できました。
最初は「外国人の私を受け入れてくれるかな」とちょっと心配でしたが、会話を通じてだんだんと受け入れられる話題もわかるようになり、会社のみなさんが親切にしてくれたおかげで、毎日仕事もプライベートも楽しかったです。色々な仕事をする中で、今まで気づかなかった自分自身の可能性を知り、自分に自信を持つことができました。

インターン生の声

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