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将来の農業デジタル・トランスフォーメーションを見据えた
グローバル展開が見えてきた

株式会社シー・シー・ダブル株式会社シー・シー・ダブル

企業企業株式会社シー・シー・ダブル

東京都/情報通信業

インターンインターンナム カオ ホアン グエン

ベトナム/ベトナム国家大学 ホーチミン市工科大学 電気電子工学

受入目的

グローバルICT人材の雇用促進と
グローバル拠点展開のきっかけをつくりたい

Q.インターンシップを受け入れようと思ったきっかけを教えてください。
当社は1978年に創業以来、ICT(情報通信技術)の開発、教育、運用サポートに取り組み、パソコン、サーバー、ストレージ、アプリケーション、システムプラットフォームから高度セキュリティ運用まで、幅広い分野での専門的な技術力を武器にビジネス展開しています。創業時よりASEAN諸国におけるコンピューター発展の可能性を感じ、AOTS(一般財団法人海外産業人材育成協会)を通じてベトナム・インド・中国からの海外人材育成に取り組んできました。また、2019年に産学官連携で地域活性化を推進する子会社を設立。クラウドやIoT技術を用いた農業、観光、ホームセキュリティ向けサービスをグローバルに展開していきたいと考えており、今回インターンを受入れることで、クラウドやIoT技術を中心とした優秀なグローバルICT人材の雇用促進、また子会社のグローバル拠点展開のきっかけに繋がることを期待して応募に至りました。

インターンシップを受け入れようと思ったきっかけインタビューの様子インターンシップを受け入れようと思ったきっかけインタビューの様子

活動内容

こまめにコミュニケーションをとりながら
プログラムシステムの構築を進めた

Q.どんなインターンシップを行いましたか?
インターンと「IoT気象センサークラウドシステム」の開発を行いました。活動の目的は、ベトナムと日本の農場における気象条件の違いを把握すること、農家の課題を見出し、クラウドシステムの展開の可能性を探ることです。まず、IoTキットをベトナムに送り、温度・湿度・気圧データを取得するプログラム構築に取り組みました。同時にIoT気象センサーを設置する現地の農家を探してもらいました。結果的にワークスペース近くのブドウ園に設置させていただき、気象データがクラウドに届くか検証できました。当初はインターンがIoT開発の知識がなかったため、技術を理解してもらうまで時間を要しました。また、1日4時間の活動の中では業務以外の話をする時間がなくインターンの人となりがわからず不安でした。そのため、毎日1時間のオンラインミーティングを実施することにしました。コミュニケーション面ではリモートであることを活用し、翻訳ツールを画面共有しながら、確実に意思疎通ができるようにし、こまめにコミュニケーションを取る大切さを改めて学びました。

インターンシップの働く様子

受入成果

海外とのリモート共同開発の有効性が実証でき、
グローバル化への期待感が高まった

Q.受入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか?
一番の成果は、海外とのリモート開発の有効性がわかったことです。オンラインツールのおかげでどこにいても、共同開発ができることを実証できました。言語に関しては翻訳ツールやプログラミング言語を交え、多様なコミュニケーション手法を活用することで乗り越えられました。今回のプロジェクトはインターン含めて5名体制で取り組みました。社員は、グローバル人材や異文化に触れて刺激を受け、海外とのリモート共同開発の抵抗感はなくなったと思います。また、今回インターンと共同開発したIoT気象センタークラウドシステムは数日から数か月の気象データをクラウド上で管理することで季節の変化を把握することにつながり、ブドウの病気に事前に対応できる可能性があるなど、海外事業展開の可能性を探ることができました。今後ますます農業デジタル・トランスフォーメーションは進むと思います。インターンは新しい技術への対応能力も高く、また彼の真面目で前向きな姿勢を知ることで、今後グローバル人材採用の期待感がさらに高まりました。

インターンシップの働く様子

インターン生の声

未知の分野へのチャレンジでスキルアップができた
キャリアを築く絶好の機会です

Q.インターンシップで得られたことを教えてください。
オンラインインターンシップを通して様々なことを経験できました。1つは、基本的なIoT/クラウドシステムを学べたことです。ホーチミンの気象データを調べるために、IoTキットを組み立て、ブドウ園にセンサーを置き、日本のサーバーにデータを飛ばしました。大学では主にAIを勉強しており、IoT分野でのプログラム開発は初めてで、自分にとってIoT分野を開拓する最初の一歩となりスキルアップにつながりました。2つ目は、日本企業の働き方と日本語について学べたことです。日本語学校で日常会話レベルの日本語を学んだものの、言葉が通じるか心配でした。でも、社員のみなさんは理解できるようゆっくり話すなど助けてくれました。このインターンシップは、日本企業やグローバルな環境でのキャリアを築く絶好の機会です。大学卒業後は、日本の奨学金や働くチャンスを探し、エンジニアを続けたいと思います。

インターン生の声

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