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Chat GPTを活用した新規プロジェクト開発×インドの若手エンジニア
によるビジネスチャンスの拡大

株式会社日本テクノロジー

企業株式会社日本テクノロジー

東京都/情報通信業

インターンマンジャーリカ カンダル ラビチャンド

インド/アンナ大学 情報技術学部

受入目的

Chat GPTを活用した新規事業の共同開発プロジェクトの
実現と、インドの若いエンジニアとの連携を目指して

Q.インターンシップを受け入れようと思ったきっかけを教えてください。
2022年秋にChat GPTがリリースされて以降、世界中に影響を与え、その重要性も増していることから、弊社では、活動開始前より2社の共同開発企業と共に、Chat GPTを活用した新規事業の立ち上げを目的とした共同プロジェクトを進めていました。
また、今後このテクノロジーを新たなビジネスの機会に結びつけるためにも、海外の若いエンジニアの考え方を知りたい、とかねてより思っておりました。
そこで、同じ目的を持った共同開発社と共にこの事業に参加することで、1社単独で参加するよりも、更なる相乗効果と成果が実現できるのではと考え、各社に国際化促進インターンシップ事業参加の話を持ちかけました。うち1社は、以前から海外展開の構想があり、その機会を待っていたことも後押しとなったようでした。今回は幸いにも、3社とも受け入れ企業として採択され、活動を共に進めることとなりました。

インターンシップを受け入れようと思ったきっかけインタビューの様子

活動内容

様々なオンラインコミュニケーション機会と
初動のチームビルディングで信頼関係の構築を促進

Q.どんなインターンシップを行いましたか?
このプロジェクトでは、弊社はプログラム開発を担当し、共同開発企業のうち1社がChat GPTに関する新しい研修プログラムのひな形作成を行う構図でした。具体的には、弊社ともう1社はChat GPTに関するプログラムを共同開発し、PDFデータをChat GPTに覚えさせ質問に答える、というプログラムの試作です。
従来のシステムは基本的な知識ベースで質問に答える能力しか持っておらず、情報を更新するには技術者が手動で複雑なコマンドを一つ一つ入力しなければならない手間がかかる仕組みでした。そこで、インターンにはWEBページにPDFファイルをアップロードするとサーバー側が自動的に上記の手順を実施するようなプログラムの開発を行ってもらいました。
また、これらの活動を全てオンラインで実施していたため、円滑なコミュニケーション環境がカギとなると考え、初動のチームビルディングにも力を入れました。例として、Chat GPTに関する日本語の学習講座の提供や、お互いのランチ写真交換、企業向けの学習塾への招待等、社外も含めて多くの方と関わりながら信頼関係を構築しました。これらの仕掛けの数々が、序盤のインターンのモチベーションアップにも繋がったと思います。

インターンシップの働く様子

受入成果

Chat GPTが教育分野にもたらす新たな可能性の発見と、
ビジネスチャンスの拡充

Q.受入前後を比較して、あなた自身や社員・組織にどんな効果がありましたか?
共同開発による相乗効果は期待以上のもので、システム開発は成功裏に進行しました。これまでは技術者にしか対応できなかった、知識ベースに対する情報の追加を行う作業を、一般の人でも、ファイルをウェブページにアップロードさえすれば自動的に使用できるような仕組みを作ることができました。
それ以外にも、Chat GPTは、教育の学習効果を定着させることにも使える、という新たな発見も得ることができました。今回の活動での学びを踏まえて、今後、インド英語話者の増加を見越し、潜在的な需要が存在すると考え、共同開発企業と共に「インド英語で学ぶChatGPT入門」コースとしてリリースを予定しています。
また、インドの若いエンジニアの学習能力の高さと意欲的かつ勉強熱心な姿勢を間近で感じることができ、
非常に実りの多い経験となりました。今回の活動を通し、Chat GPTを活用した弊社の新たなビジネスチャンスの可能性が更に広がったと感じています。

インターンシップの働く様子

インターン生の声

日本企業での新技術を活用したプログラム開発に携われた
ことが、将来のキャリアパスに新たな可能性を与えてくれた

Q.インターンシップで得られたことを教えてください。
今回のインターン活動では、チャットGPTを活用した共同開発プロジェクトに携わり、活動期間内に開発を完遂することできました。私にとって、このような新しい技術を活用したプロジェクトは初めての試みでしたが、同じくこのインターンシップ事業に参加している研修関連の別企業とそのインターンと共に協業しながら、プロジェクトをスムーズに進行することができました。その中で、質問や疑問点があった時に、グループチャットを通じてインタラクティブにコミュニケーションを取ることができたので、オンラインでもすぐに解決できる環境だったのは非常にありがたかったです。

また、活動序盤では木元さんからチャットGPTのオンライン学習コースのプレゼントなど、嬉しいサプライズもありました。それまで英語でプログラミングを学んでいたため、日本語でのプログラミング学習は難しさもありましたが、学習を重ね、開発の際は学んだことを早速活用することができました。それ以外にも、「報・連・相」などの日本企業の商習慣に触れられたことも大変貴重な経験でした。プロジェクトの推進において、従来のトップダウンの指示だけに頼るのではなく、協力や連携も図りながらプロジェクトを段階的に進めるための細かな進捗管理をメンバー間で確立していく様子を直に学ぶことができました。

このインターンシップは、期待を上回る素晴らしい経験でした。このプログラムを通じて、近い将来、日本の会社で働きたいという気持ちがより明確になりました。

インターン生の声

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