インターンシップの3年後・・・
社員が異文化に触れ、多様性を肌で感じてもらいたい。外国人集客の促進。
セールスユニットの一員として営業活動。インターナショナルデーの集客。
当社はJリーグサッカークラブ「湘南ベルマーレ」の運営を行っています。Jリーグに属するクラブの経営、運営。広告営業、チケット販売、グッズ販売を収益源として、チームのスタイルを作り、強化し、地域を活性化させることを目指しています。SNS等を活用して、クラブの活動を発信をし、地域での活動も行っています。
受入当時の活動の満足度 ★★★★★5.0/5.0
インターンには、営業活動を体験してもらいました。特に、インターナショナルデーと称した試合において、各国大使館や団体等を訪問し動員に努めたことは、社員にとって大いに刺激的なものとなりました。次回、実施するのであれば、よりグローバル化を進めるため、自国とのつながりを作る仕事をしてもらいたいです。出身国において当社が活動する内容の企画立案(マーケット調査含む)をし、帰国後には実行をする。具体的には、現地のスポンサー企業獲得、サッカースクール開設、事業実施、現地の方々が当クラブサポーターになるための施策(SNSの活用など)等です。アジアチャンピオンズリーグに出場した際のチームへのサポートは、いつか実現したいと思っています。
2015年の社長就任時に、3つのテーマ「国際化」「女性のパワー」「2020年」を掲げました。サッカーは、ユニバーサルランゲージと言われていて、選手は当たり前のように国境を越えてプレイしているのですが、当クラブで働いている社員にも、世の中には様々な文化があることを知ってもらいたいと考え、本事業に応募しました。インターンシップでは、インターンの積極的な姿勢に、間違えてもいいから話してみよう!と英語を話す社員が増えるなどよい影響がありました。その先の社員の国際化への思い、考え方の変化はまだ感じられませんが、インターンからプライベートな連絡が入ったり、この事業がきっかけで、フィリピン・マニラにサッカースクールを開校することができたことなど、国際化に向けた歩みを進めています。
クラブの国際化を推進していきたいです。インターンシップでは「インターナショナルデー」に向けて外国人集客戦略から実際の営業・広報活動などをインターンに任せたところ、SNSを用いた情報発信はもちろんのこと、地元のレストランから学校、大使館まで幅広くアプローチしてくれました。まさに「インターンがいてくれたからこそできた人脈」で、社員に様々な国の人と触れ合ってもらいたいですし、将来的には、普通に職場に外国籍の人が存在する環境を作っていきたいです。事業としては、アジアの現地スポンサーを獲得したいです。そのための足掛かりとして、現地のマーケット調査をした上で、サッカースクールを開講するなど、現地の指導者や選手の招へいも考えていきたいです。また、現地のチームとの提携も模索して、人材交流が出来ないかと考えています。
当社の社員にとって、インターンのパーソナリティもあり、非常に刺激的な日々でした。海外のサッカー界には、イスラム教の方も多いのですが、はじめて向き合う者もいたため、社員が順番でランチにいくことにしていました。食事を共にする中で、様々な世間話をし、互いの国の文化の一端にも触れられたことは財産になり、帰国後もつながりが続いている社員もいます。インターンシップに参加すれば、独自では見つけることが出来ない人材と出会えます。日本全国の会社が、様々な国の人とつながれば、より日本のグローバル化が進むと思います。そのためにも、インターンシップ後にも関係が続くような計画を事前に立てておくことをおすすめします。これから参加される企業様におかれましても充実した時間となることを願っています。